フレーミング・リップス、スティーブン・ドローズの脱退についてコメント発表

フレーミング・リップス（The Flaming Lips）のスティーブン・ドローズ（Steven Drozd）は先日、その後に削除されたSNSの投稿で、自身がフレーミング・リップスのメンバーではなくなったと明らかにしました。バンドの中心人物であるウェイン・コインは正式な声明は出していませんが、2014年からバンドに在籍するマシュー・ダックワース・カークシーがInstagramに（バンドの公式アカウントと共同という形で）投稿し、自身の考えを明かしています。

ドローズは先日、現在は削除されていますが、Threadsでファンへの返信を通じて、自分がもうバンドに所属していないことを認めています。

「リップスを正式に辞めたのか」と尋ねられたドローズは、こう答えています。

「彼らが僕との関係を終わらせたんだ。でもその件については話すつもりはない。だから、そう、僕は前に進むよ。今は内緒にしておいてくれ。いい？」

それから数日後、カークシーはこう投稿しています。

「ああ…コメントの多くは読むのが正直辛い。長い間、ツアーをやめないバンドにいるのは大変なんだ。5年耐えられる人もいれば、25年耐えられる人もいる…その道のりでは、多くの素晴らしい友人や、それ以上に大切な人たちが去っていった。今でも彼らのことは大好きだし、恋しいし、その中には家族同然の人もいる。だから言わせてほしい…もしこの最新編成のバンドをまだ聴いたことがないなら、ぜひ聴いてほしい。音楽もライヴも、これまで以上に素晴らしい。そして覚えておいてほしい…ウェイン（コイン）がいなければ、何ひとつ起こらなかったってことを。スティーブンが唯一の音楽的天才で、ウェインはただの変わり者のアーティストだなんて考えは…それは真実ではない。ウェインは、これまで自分が一緒にいたどんなアーティストとも違うレベルで、創造性もサウンドもライヴも推し進めてきた。リップスの一員であることは難しい…バンドに入る前、彼らが何時間も何時間もリハーサルしているのを見て、うわ…キツいな、って思ってた。でも、そのビジョンの一部になれた瞬間…最高に爽快だ。めちゃくちゃ楽しい。ウェインが“すごいものにするんだ”という情熱がすべてを可能にしている。昔も今も、そしてこれからも。デレク（ブラウン）はこのバンドに16年いる。僕は12年だ。僕たちの血と汗と涙も、ここに注がれてる。これが大好きで、信じてるから、このバンドに全身全霊を捧げてきた。新しい音楽ももうすぐ出る。これは間違いなく、ここ数年で最高の作品だ。早く聴いてほしくてうずうずしてる。もし機会があれば、この夏会いに来てくほしい。ハッピーホリデーズ！」

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