
Paul McCartney - Photo by Linda McCartney
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の象徴的なバイオリン・ベースで知られる、ドイツの老舗楽器メーカー「ヘフナー」がドイツで破産申請を行ったことを受け、ポールがメッセージを発表しています。またヘフナーも声明を発表しています。
■ポール・マッカートニー
「ヘフナーがビジネスをやめてしまうのは本当に悲しい。彼らは100年以上にわたって楽器を作り続けていて、僕が最初のヘフナーベースを買ったのは60年代だった。それ以来、ずっと愛用している。演奏する喜びに満ちた素晴らしい楽器。軽量で、自由に弾かせてくれる。さらに、音色にも心地よいバリエーションがあり、とても気に入っている。ヘフナーの皆さん、残念です。長年にわたるご支援に感謝いたします。 ポール」
■ヘフナー
「親愛なるミュージシャン、ヘフナーファンの皆様、そして関係者の皆様へ
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、当社は厳しい状況に直面しており、特に米国関税の導入以降、その影響を強く受けています。そして2025年12月11日(木)に破産手続きの申請を行いました。
いくつか明確にしておきたいことがあります。私たちは生産、流通、またはメディアチャンネルを中止するつもりはありません。ドイツでは、実際の破産手続きが開始されるまでに3ヶ月の期間が設けられており、この期間を活用し、会社の基盤強化と将来に向けた再構築を図ります。
この期間中も、私たちは楽器の製造と販売を継続し、ヘフナーチームはお客様が期待するサポート、サービス、保証を提供できるよう最善を尽くします。
このような困難な時期にもかかわらず、私たちを支え続けてくださっている皆様に感謝の意を表します。
ありがとうございます。
Karl Höfner GmbH & Co. KG チーム一同」