
Red Hot Chili Peppers / Californication
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)の
フリー(Flea)が選ぶレッチリの決定版アルバムは『Californication』。リック・ベアトの最近のインタビューの中で語っています。
「総合的な完成度で言えば、『Californication』だろうね。あのアルバムは当時の俺たちの姿を完璧に捉えてる。全員がすごくうまく一緒にやれていて、全員が自分のベストを尽くして本当に素晴らしい貢献をした。
『Blood Sugar(Sex Magik)』もそういう点で本当に素晴らしい。でも、中にはそうじゃない瞬間もある。例えば、“The Greeting Song”は収録すべきじゃなかった(笑)。あれは本当に良い曲になる可能性があったのに、完璧じゃなかったんだ」
『Californication』も含めて彼らのアルバムを長年プロデュースしている
リック・ルービン(Rick Rubin)がバンドに与えた影響も語っています。
「リック・ルービンと初めて一緒に作った『Blood Sugar』のとき、彼はこう言ったんだ。
“君たちの作品は、いつもスタジオ技術を使いすぎてるように聴こえる。君たちが部屋でジャムっている音はマジで最高だ。他にはない音がする。一緒に演奏し、互いの呼吸を感じ合って、緊張と解放、即興が生まれる瞬間を捉えよう。それがすべてなんだ”
俺たちもそのことは分かっていたけど、最初に“マイクを立てて、その音をそのまま捉えよう。君たちが部屋で一緒に演奏している音そのものにしよう”って言ったのは彼だった。で、実際にそういう音になったんだよ」