英国のネオアコ&ギターポップ・バンド、
ジャズ・ブッチャー(The Jazz Butcher)の創設メンバーだった
マックス・アイダー(Max Eider)ことピーター・ミルソンが死去。
ジャズ・ブッチャーの初期アルバムに参加しているバウハウス/ラヴ・アンド・ロケッツの
デヴィッド・J(David J)が訃報を伝えています。
以下、投稿より
「親愛なる友人、ピーター・ミルソン(別名マックス・アイダー)の訃報に胸が張り裂けそうだ。ピーターは本当に美しい魂の持ち主で、この世界にはもったいない善良な人だった。昨夜の寝酒の残りがコーヒーテーブルのグラスに少し残っていて、俺は今、午前中にそれを少しずつ口にしながら、逝った戦友に杯を捧げた。どうか安らかに眠ってくれ、古き良き友よ」
サイトBrooklynVeganによると、公式アカウントだというFacebookのジャズ・ブッチャーのアカウントも訃報を伝えています。
以下、声明より
「バーを閉めるのに最もふさわしい偉大なギタリストよ、安らかに眠ってください。ピーター・ミルソン――多くの人たちにはマックス・アイダーとして知られています。こんな甘い終わりが来るなんて、決して望んでいなかった。胸が張り裂けそうだ。世界で最高のキスをする男にグラスを掲げてください」
マックス・アイダーは大学で出会ったパット・フィッシュと共に1982年にジャズ・ブッチャーを結成。アイダーは、ウェス・モンゴメリーら巨匠の影響を受けた流麗なスタイルでジャズ・ブッチャーに「ジャズ」の要素をもたらした。ファンに愛された「Drink」など数曲でリードヴォーカルを担当した。
1986年11月、フィッシュとアイダーが喧嘩した後、アイダーはバンドを脱退した。その後、ソロ活動を開始し、1987年のソロデビュー作『The Best Kisser in the World』はカルト的な名盤となった。
アイダーはデイヴィッド・Jらの作品にも参加している。
パット・フィッシュは2021年に亡くなっています。