
Rob Halford, Ozzy Osbourne 2018
ジューダス・プリースト(Judas Priest)が1988年アルバム『Ram It Down』をレコーディングしている時、
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)が彼らのスタジオを訪れたという。
ロブ・ハルフォード(Rob Halford)は、そのカオスな訪問を英 Metal Hammerの新しいインタビューの中で振り返っています。
「オジーからメッセージが届いたんだけど、“(スタジオを)見に行ってもいいか? でもヘリポートを造ってくれなきゃ行かないぜ”。そしたらスタジオのオーナーが本当に(ヘリポートを)造ったんだよ!」
ハルフォードによると、オジーは「かなり深刻なムード」でやって来たという。しかし、その憂さは長くは続かず、オジーとプリーストの
グレン・ティプトン(Glenn Tipton)はやり過ぎなくらいに楽しんだという。ハルフォードはこう続けています。
「結局、オジーは地元の女の子たちとグレンと一緒にジャグジーに入ることになってさ。グレンとオジーは誰よりも仲が良かった。二人とも一晩中起きていて、夜中の1時ごろに角からそっと覗き込んだら、二人とも全裸でぐったりと横たわり、ボトルがそこら中に散らばっていた…まさにカオスだったよ!」
ハルフォードとオジーは共にツアーを重ねる中で友情は深まっていったという。ハルフォードはこう振り返っています。
「オジーとは何度か一緒にツアーをしたけど、ステージに上がる直前になると何かが起きて、彼はオジー・オズボーンになるんだよ。でもね、ある意味でオジーはいつもオジーだった。それが皆が彼を愛する理由だと思う。オジー・オズボーンほど誠実で、愛情深く、思いやりのある人はいなかった。よく“ヒーローには会わない方がいい”って言うけど、オジーは全く違った。バーミンガムのルーツを決して忘れない、本当に純粋な魔法のような男だった。彼は自分のシャツだって脱いで渡してくれるような、そんな人だったんだ」