10年以上前、65歳でメタル/ハードコア・パンク界に突如現れた“グラインド母ちゃん”がヴォーカルを務める、カナダのグラインドコア・バンド、ザ・グラインドマザー(The Grindmother)。77歳になった“グラインド母ちゃん”が認知症の診断を受けたため、12月5日に最後のコンサートのひとつを行いました。当日は、先日にアーチ・エネミーを脱退したアリッサ・ホワイト=グラズ(Alissa White-Gluz)が、バンドと共に3曲(「History Repeats」「Manufactured」「Healing The Mind」)を披露し、その後、アリッサはマイクを“グラインド母ちゃん”に託し、バンドは最後の曲「Age of Destruction」を披露しています。映像が公開されています。
ザ・グラインドマザーは、“グラインド母ちゃん”と、その息子でグラインドコア・バンドCorrupt Leadersのフロントマンであるレイニー・フォスターを中心に結成されたグラインドコア・バンド。2016年にはデビューアルバム『Age of Destruction』をリリースし、2017年には来日公演も行っています。