
Jeff Beck, Steve Lukather - Credit: Koh Hasebe/Shinko Music/Getty Images
TOTOの
スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)はForbesの最近のインタビューの中で、
ジェフ・ベック(Jeff Beck)について振り返っています。
「ヒーローであり、友人であり、唯一無二の存在だった。彼と一緒に演奏し、ツアーやレコーディングする機会にも恵まれた。(ギタリストの)バーニー・マースデンが1982年に僕らを引き合わせてくれて、その後、友人になったんだ。ジェフのモットーは一貫して“すでに聴いたことがあるもの、誰かがやったことがあるものには興味がない”だった。たとえ、どんなにシンプルなメロディを弾くときでさえもね。
彼がテクノ分野に進む直前に、彼のアルバムをプロデュースしたんだけれど、結局リリースされなかった。亡くなる2ヶ月前に彼に会ったよ。本当に悲しい」
同じインタビューの中で、「リンゴ・スターのバンドでこの12年間演奏してきた感想は?」と尋ねられたルカサーはこう話しています。
「彼を心から尊敬しているよ。だって、彼はビートルズのメンバーなんだよ。最初は“うわ、ビートルズのリンゴだ”ってなる。そういう人の近くにいると、そう思っちゃうのは仕方ない。でも一緒に過ごして友達になると、その感覚は薄れていく。でも、決して失わない尊敬の念はいつもある。友達と一緒に座ってたら、突然リンゴからFaceTimeがかかってくるんだよ。“マジかよ?”ってね(笑)。自分でも信じられない時があるよ」