シェリル・クロウ(Sheryl Crow)は若い頃、自身が書いた楽曲を他のアーティストに提供していました。ある曲は
エリック・クラプトン(Eric Clapton)の手に渡ったもの、クラプトンは録音せず、しかも他の人が録音できないようにキープし続けたため、日の目を見なかったという。この経験の後、
ドン・ヘンリー(Don Henley)からの助言が、クロウにソロ活動への道を歩む決意を固めさせたのだという。Esquireの新しいインタビューの中で語っています。
「自分でレコーディングを始める前に、曲を売ったことはありますか?」と尋ねられたクロウは、こう答えています。
「ええ、セリーヌ・ディオンがカヴァーした曲と、ティナ・ターナーがカヴァーした曲がありました。エリック・クラプトンが“キープ”していた曲もね……
(“キープ”ってどういう意味ですか?)
彼がレコーディングする予定だったので、他の誰も録音できないように“キープ”したのよ。でも結局、彼は録音しなかった。
(その後も“キープ”状態は続いたため、彼女はその後誰にもその曲を提供できませんでした)。
そのときドン・ヘンリーにこう言われたんです。“自分の曲を人にあげるのはやめるべきだ。本気でやるのなら、自分の曲は自分の手元に置いておきなさい”とね」
クロウは以前、ヘンリーのバックヴォーカルを務めていました。