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スティーヴ・ルカサー、ジミー・ペイジから称賛の言葉を貰った瞬間を回想 「君と俺にはわかるが、他のギタリストにはわからないものがある」

2025/12/03 14:12掲載
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Steve Lukather (Image credit: Medios y Media/Getty Images)
Steve Lukather (Image credit: Medios y Media/Getty Images)
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)。ともにセッション・ミュージシャンとしてキャリアを始めた2人。ルカサーはペイジから称賛の言葉を貰ったことがあったそうで、米フォーブスの新しいインタビューの中で、その瞬間を回想しています。

「ジミーについての面白い話があるよ。彼に実際に会ったのは、その一度きりなんだけどさ。

スパイナル・タップのナイジェル・タフネルを称えるギター・センターのイベントに、俺はエディ(ヴァン・ヘイレン)と息子たちと一緒に行ったんだよ。ジミーはそこに立ってみんなに挨拶してたんだ。“やった、ジミー・ペイジに会えるぞ。すごいことだよね?”。

そしたら、彼が俺を指さしたんだ。エドを指してるんだと思ったら、実は俺だったんだ。彼は俺を呼び寄せてこう言った。“君には、ここにいる他の連中にはないものがある”ってね。俺は“何だい、ジミー?”って聞いたら、彼は“君と俺にはわかるが、他のギタリストにはわからない。俺たちはスタジオ・プレイヤーだった。彼らはそれがどういうことかか分かっていないんだ”と言ったんだ。

さらに彼は、俺がスタジオマンだったから真剣に受け止められていないと発言した話しをどこかで読んだらしくて、それにについて言及した。

“それは真実の真逆だ。むしろそれが君を他の連中より上に押し上げているんだ”とジミーは言ってくれた。俺は“ハグしてもいいかい? あなたがそう言ったと皆に伝えてもいいかい?”と尋ねた。彼は笑って俺をハグして“もちろん”って言ってくれら。あれは俺にとって本当にかけがえのない瞬間だったよ」