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ジェイク・E・リー、オジー・オズボーンとの最初のライヴはハプニング続きで最悪だった 絶対クビになると思ったがオジーの一言に救われたと語る

2025/11/27 20:05掲載
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Ozzy Osbourne & Jake E. Lee (Image credit: Larry Busacca/Getty Images)
Ozzy Osbourne & Jake E. Lee (Image credit: Larry Busacca/Getty Images)
ジェイク・E・リー(Jake E. Lee)はポッドキャスト『Talk Is Jericho』の最近のインタビューの中で、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)との最初のライヴはハプニング続きで最悪だったと振り返り、公演直後は絶対クビになると思ったと振り返っています。

「最初のライヴは最悪だった。スウェーデンかフィンランドだったと思う。ステージに出たら、俺を担当するはずだったギターテックが辞めていた。サウンドチェックもなかったから、変だなっとは思っていたんだけど。で、いざ出たら、ギターは思いっきりチューニングが狂ってる。しかも、モニター担当のブライアンが来て“キャビネットのマイキングを間違えてるか何かで、君の音が全然出てない”って言うんだよ。

それで、あれこれやりだして、別のキャビネットにつないで、マイキングを立て直して、さあ行くぞってタイミングになった。でも、ギターの音が何も出ない。どうなってんだ?って横を見てたら、彼らがプラグを差し込んだキャビネットは、置いてあるだけのダミーのキャビネットだったことに気づいた。結局、本物のキャビネットに差し替えて、またマイキングを立て直すことになったんだ。

その間、みんなが俺を見てて、俺は“やべえ”って感じで。ギターの音がない。曲は“I Don't Know”だったんだけど、とにかくギターの音がまったくない。オジーは歌ってるんだけど、明らかに“何が起きてるんだ?”って顔で……。で、ようやく繋がって、俺の音がドカンと出たと思ったら、まだチューニングは狂ったままでさ、もう散々なライヴだったよ。

クビだと確信してた。ステージを降りながら“やばい、オジーが来る!”って思ってたら、彼は俺の肩に手を回して、こう言ったんだよ。“これから良くなるだけだろ?”。マジで救われたよ。あの瞬間、ブッ飛ばされてもおかしくなかったからね。あれはカッコよかったよ」