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スティーヴ・ルカサー 現在のTOTOのラインナップが「本物ではない」と主張する批判者たちに対して反論

2025/11/27 18:03掲載
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Steve Lukather
Steve Lukather
TOTOスティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)はポッドキャスト『Rockonteurs』の新しいインタビューの中で、現在のTOTOのラインナップが「本物ではない」と主張する批判者たちに対して反論しています。

ルカサーはツアーに参加している唯一のオリジナル・メンバーです。TOTOの現在のコア・メンバー3人のうち、オリジナル・メンバーのデヴィッド・ペイチは現在、ツアー活動は休止中(時折特別出演あり)で、ジョセフ・ウィリアムズは1986年からの加入です。

ルカサーはこう話しています。

「この件については強く主張しておきたい。特定の連中からひどく批判されているからね。今の俺たちがオリジナル・バンドじゃないことは分かっている。メンバー全員が健在で、今も活動を続けられていたらと願っていることは、神様もご存知だろう。でも、年月が経つにつれ、俺たちはいくつかの悲劇的な喪失を経験した。それでも俺たちは耐え抜いてきたんだ」

ルカサーは最大の試練はジェフ・ポーカロの突然の死で、当時TOTOが解散寸前だったと振り返っています。

「ジェフが亡くなったとき、みんなこう思った。“これからどうやって続けていけばいいんだ?”。もしあのアルバム(1992年の『King Desire』)を作っていなくて、ヨーロッパ各地で販売したチケットが完売で、クルーやみんながいなかったら、おそらくその時点で解散していただろう。ジェフなしで続けるなんて考えられなかったんだ。でも俺たちは続けた。前に進んだんだ。だって、たとえやめたとしても、彼が戻ってくるわけじゃないから。

いいかい、俺はオリジナル(メンバー)で最後に残った男だけど、それは俺の意思じゃないんだ。昔の俺たちと今の違いはわかってる。俺がやろうとしているのは、うちの昔の音楽を生かし続けることだけなんだよ」