トミー・リーとパメラ・アンダーソンのセックステープ流出事件　発端となった盗まれた金庫が40万円で落札　収益は慈善団体に寄付

1990年代に物議を醸した、モトリー・クルー（Mötley Crüe）のトミー・リー（Tommy Lee）とパメラ・アンダーソンのセックステープ流出事件。このテープはリーの自宅の金庫に入っていましたが、この金庫が盗まれて、テープの映像が流出しました。このいわくつきの金庫がオークションに出品され、2,560ドル（約40万円）で落札されました。その収益はミュージシャンのメンタルヘルス問題や依存症の回復を支援する慈善団体「MusiCares」に寄付されます。

当時カップルだった2人は1996年1月に金庫がなくなっていることに気づき、後にリーの自宅で働いていた電気技師ランド・ゴーティエが、リーから受けた不当な扱いへの復讐として盗んだことが判明しました。金庫の中にはセックステープがあり、そこから幾多の経緯を経て、この露骨な映像は流出しました。この金庫にまつわる経緯は、2022年Huluシリーズ『Pam & Tommy』で詳しく描かれています。

この金庫は、ジュリアンズ・オークションが最近開催したオークション『Played, Worn & Torn』に出品されたひとつでした。

リー本人もこのオークション品をネタにし、金庫に「これは俺の人生を台無しにした“アンセーフ（安全ではない金庫）”だ！ トミー・リー」というメッセージを入れました。

落札予想価格は4,000ドルから6,000ドルでしたが、2,560ドル（＋自宅までの送料）で落札されました。


(via Julien’s Auctions)