Eddie Van Halen on Two and a Half Men (2009)
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen) は2009年、米国のシットコム/コメディ・ドラマ『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ(原題:Two and a Half Men)』に本人役でカメオ出演しました。チャーリー・シーンはLoudwireの新しいインタビューの中で、エディとの共演を振り返っています。
このエピソードでは、主人公のチャーリー・ハーパー(チャーリー・シーン)が、知り合った女性が手掛けている音楽の手伝いをするためにレコーディング・スタジオを訪れます。そこでチャーリーは便意を感じてトイレに行くと、トイレは使用中でした。チャーリーに急かされてトイレから出てきたのはギターを抱えたエディでした。なぜギターを持っているのか不思議がるチャーリーにエディは「いつインスピレーションが湧いてくるかわからないよ!」と言いギターを弾きます。
チャーリー・シーンは新しいインタビューの中で、こう話しています。
「エディ・ヴァン・ヘイレンは、そのエピソードの台本読み合わせ中に台詞の一つを変更したんだ。ああいう環境では、そんなことはするべきじゃないんだけどね。でも、彼のアドリブは見事だった。彼が用意した代わりの台詞も素晴らしかったよ。彼は本番でもそのまま、台本にある台詞は読まずに自分の言葉で言ったんだ。
俺が便秘で、彼がスタジオにいるっていうシーンで、彼がトイレから出てきて、たしか彼の台詞は“ブリトー2つとルートビア・フロート”みたいな感じだったと思う。
あのシーンでは、彼があの驚異的なリードを弾くんだ。まさにシュレッド(早弾き)さ。俺は彼から2フィート(約60センチ)くらいの距離にいた。つまり、ヴァン・ヘイレンのプライベート・コンサートだ。これ以上に素晴らしいものがあるかい? テイクは5回やった。(もっと観たい)俺は“6テイク目も必要じゃないのか?って言ったよ。
彼のアイデアは、本当に理にかなっていたんだ。(便意を感じるチャーリーに対して)“Eruption(訳:噴火)”をやるってのがね。俺が最前列、というか唯一の列で“Eruption”を目の前で見られたはずだったんだ! (実際には採用されず、そのチャンスが)奪われたんだよ」
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