オリアンティ＋シンディ・ブラックマン・サンタナ＋ロンダ・スミスの新バンドThe Power Of 3が本格始動　ライヴ実施＆初アルバムを2026年初頭発売

ギタリストのオリアンティ（Orianthi）、カルロス・サンタナの妻でドラマーのシンディ・ブラックマン・サンタナ（Cindy Blackman Santana）、プリンスやジェフ・ベックらとの共演でも知られるベーシストのロンダ・スミス（Rhonda Smith）。この3人による新バンド、The Power Of 3が本格始動。ライヴ・パフォーマンスを披露しています。トリオはデビューアルバムを録音しており、2026年初頭にリリース予定です。

THE POWER OF 3は、11月17日、米ネバダ州ラスベガスのアリジェント・スタジアムで開催されたNFLの試合、ラスベガス・レイダース対ダラス・カウボーイズ戦の試合前のイベントにてライヴ・パフォーマンスを披露しました。ファン撮影の映像あり。

デビュー・アルバムはジミ・ヘンドリックスをプロデュースした伝説的なエディ・クレイマー（Eddie Kramer）とともに制作されました。

オリアンティは7月、米Peopleのインタビューの中で、このバンドについてこう語っていました。

「シンディ・サンタナは素晴らしいドラマーで、私たちは以前から友人よ。ロンダ・スミスとはジェフ・ベックの最後のライヴの一つで出会った。このバンドの結成のアイデアは、ラスベガス・レイダースのオーナーであるマーク・デイビスから、レイダースの試合中に提案されたんだけど、レイダースのハーフタイムショーや、たくさんのプライベートショーで演奏しながら、約1年半かけてレコーディングに取り組んだのよ。本当に力強い経験だった。パフォーマンスを見てアルバムを聴いた人は、私のソロ作品とは全く違うと感じるでしょうね。このバンドのメンバーは皆、情熱的に演奏するし、私もさらにレベルアップしている。少しアグレッシブでサイケデリックだけど、間違いなく一般の人向けでもある。全く新しいサウンドよ」

THE POWER OF 3の音楽的指向について、オリアンティはGuitarist誌にこう語っていました。

「3人編成だから、バンド・オブ・ジプシーズのような雰囲気だけど、曲は一般の多くの人に届くことを願っているわよ。エディ・クレイマーと共に独自のサウンドを形作った。彼とレコーディングできるのは光栄で、皆に聴いてもらえるのが楽しみよ」