ドジャース×カブスの日本開幕戦を題材にしたドキュメンタリー『Homecoming: The Tokyo Series』　トレーラー映像公開

ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスによる2025年・日本開幕戦を題材にしたドキュメンタリー『Homecoming: The Tokyo Series』が米国で2026年に劇場公開決定。トレーラー映像が公開されています。

Varietyによると、バニジェイ・アメリカズのBD4ドキュメンタリーレーベルは、映画配給会社ファサム・エンターテインメントおよびMLBスタジオと提携して本ドキュメンタリーを制作。本作は米国では2026年2月23日と24日に劇場公開されます。

本作はエミー賞受賞者ジェイソン・スターマン（「13th」）が監督を務め、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが2025年3月18日と19日の2日間、東京ドームで行った「MLB東京シリーズ2025」を回顧します。

あらすじによると「『Homecoming: The Tokyo Series』は、野球がいかに日本の職人技、規律、献身の価値観を反映しているかを探り、また同時に、この国が野球と深く結びついていることを物語る感情、誇り、そして芸術性を明らかにする」という。

本作のプロデューサーでもある監督のスターマンはこう語っています。

「日本では、野球は日常の一部です。仕事であり、職人技であり、誇りでもあります。私たちは、工房から地元のグラウンド、人々の家庭など、野球が本当に息づいている場所に焦点を当てました。『The Tokyo Series』は、野球がこの国のアイデンティティの中にどう根づいているのかを鮮明に映し出しています。日々、野球を支える人々に寄り添うことで、この物語の語り口も形づくられたのです」

『Homecoming: The Tokyo Series』では、ドジャース対カブスの試合に先立ち、日本の野球文化のレガシーにも焦点を当てています。リトルリーグの選手やコーチ、熱狂的ファン、職人、ジャーナリスト、そして野球を生活の一部にしてきた家族までが登場します。そこには、アメリカの野球が日本の価値観や儀礼、精神的なつながりによって独自の形に解釈されている点も含まれています。