スリップノット　楽曲の過半数の権利を投資会社に売却　約190億円相当と報道

スリップノット（Slipknot）は、彼らの楽曲の過半数の権利を、メディアやエンターテインメント業界に特化した投資会社ハーバービュー・エクイティ・パートナーズに正式に売却。

数カ月にわたり噂されていましたが、ハーバービューがThe Hollywood Reporterに対して契約を締結したことを認めています。同社はこの提携には、音楽出版権と原盤権の両方のロイヤルティが含まれることを認めています。

契約の金銭的詳細は明らかにされていませんが、米ビルボードは8月に約1億2000万ドル（約190億円）相当と報じていました。

声明の中で、スリップノットのショーン・“クラウン”・クラハン（Shawn 'Clown' Crahan）はこの提携について次のように述べています。

「音楽業界と25年間戦ってきた我々は、スリップノットが始めたことを継続することに賛同してくれるパートナーを得ることができた。しかも、彼らはさらに大きくしていきたいと言っている。覚悟しておけ。Hail The Knot」

ハーバービュー・エクイティ・パートナーズの創業者兼CEOであるシェリーズ・クラークは次のように付け加えています。

「スリップノットの音楽はヘヴィメタルを再定義し、世界的な文化的現象を生み出しました。彼らの作品群は、このジャンルにおける彼らの影響力、情熱、そして不朽の芸術性の証です。私たちは常にカルチャーの鼓動を捉えることを誇りとしており、オーディエンスのエンゲージメントを綿密に分析した結果、1990年代から現在に至るまでのスリップノットの文化的影響力を明確に把握しています。

スリップノットの永続的で今なお有効である証拠は、私たちの投資理論の中核であり続けます。ハーバービューは、今後何十年、何世代にもわたり、彼らの作品を保存し、さらに広めていくお手伝いができることを光栄に思います」