Paul McCartney - Photo by Samir Hussein / WireImage, Getty Images
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の新トラックは「無音のスタジオ録音」。著作権で保護された作品をAI企業が無許可で使用できるという英国政府が計画している著作権法の改正に抗議して、1000人以上のミュージシャンがリリースした無音(サイレント)アルバム『Is This What We Want?』がアナログ・レコード化決定。アナログ盤には、ポールによるボーナストラック(無音のスタジオ録音)が追加されます。英国で12月8日発売予定。1000枚限定。利益はすべてミュージシャン支援団体ヘルプ・ミュージシャンに寄付されます。
この無音アルバム『Is This What We Want?』は、作業休止中の音楽スタジオやパフォーマンス・スペースを録音した音源集です。参加しているのは、ケイト・ブッシュ、デーモン・アルバーン、アニー・レノックス、トーリ・エイモス、ビリー・オーシャン、ザ・クラッシュ、ハンス・ジマー、さらにクラシック音楽家のカネー・メイソン一家などを含む1,000人以上のミュージシャンたちです。
『Is This What We Want?』は2025年2月のデジタルでリリースされました。英国ではアルバムチャート38位を記録しています。