デイヴ・ムステイン　メガデスの最終公演は「宇宙で演奏できたら最高だ。本当にふさわしいクライマックスになると思う」

メガデス（Megadeth）のデイヴ・ムステイン（Dave Mustaine）は、メガデスの最後のコンサートは宇宙で行いたいと英Metal Hammerの新しいインタビューの中で語っています。

「宇宙で演奏できたら最高だ。本当にふさわしいクライマックスになると思う。ヴォミット・コメット（※無重力状態を模擬的に作り出すための航空機）じゃない。月でのライヴ、完全な月面着陸公演――最高だろうね。

（ケイティ・ペリー、ウィリアム・シャトナー、リチャード・ブランソンなどが近年、宇宙飛行を行っていることを引き合いに出し）有名人が何人も宇宙に行っているのを見て、“彼らが行けるなら、なんで俺はダメなんだ？”って思ったんだ。その進展をずっと見守っている。イーロン・マスクとリチャード・ブランソンが恒星間旅行に取り組んでいたのも知っている。人々が宇宙へ旅行するのは、みんなが思っているよりずっと早く実現するだろうと思うよ。

人はすでに高度4万フィート以上（約12キロメートル）を飛んでいるし、そのくらいの高度に達すれば、実質もう宇宙みたいなもんだろ（※国際航空連盟は地上から100キロメートルを宇宙空間と大気圏の境界線と定義）。だから、実現すると思うよ。問題は、人類が月に住めるようになるのかどうかだ。

個人的には、今住んでいる世界から離れた惑星で暮らしたいとは思わない。火星旅行の話も出ているけど、俺が想像するのは誰かが急に“あっ！ 歯ブラシ忘れた！”って言う光景だけさ。史上最長のフライトになるだろうね！」