「トップは“Love, Reign o’er Me”だと思う。それから“Behind Blue Eyes”。(ソロ曲)“Let My Love Open The Door”は本当に大好きだ。“Baba O’Riley”もね。あれはSpotifyで15億回再生されていると思うよ。
現代世界に最も当てはまるのは、指導者はろくでもない奴ばかりってことだ。誰に投票すればいいのかと言われても、必ずしも納得できるものではない。だから“Won’t Get Fooled Again”という曲を書いた。ボブ・ディランが言ったように“指導者に従うな、パーキングメーターに従え”ってね。つまり、僕らが権力を与えた人たちは結局いつも約束を破るように見える、という現実への皮肉さ。これは特定の誰かを指すわけじゃない、今までにいたすべての人に向けたメッセージなんだ。
政治家は、裏で指を交差させながら、約束する。でも内心では分かっている。自分たちが約束したことのいくつかは実現できないって。72年、俺はヒッピーの連中にいじめられてね。“ピート、革命が来るんだ。お前も加担しろよ”って言われた。だから『Life House』のプロジェクトのために“Won’t Get Fooled Again”を書いたんだ。“いや、君らの革命の一部にはならないよ。もし革命が来るとしても、俺がそれのために書く必要なんてないだろう”ってことさ」