
Kerry King - Photo by Andrew Stuart
スレイヤー(Slayer)の
ケリー・キング(Kerry King)は
ジューダス・プリースト(Judas Priest)が大好き。オズフェストの時、
ロブ・ハルフォード(Rob Halford)に自分が持っているプリーストのレコードにサインを頼みたいと思っていましたが「恥ずかしすぎてできなかった」という。見かねた彼の妻が代わりに頼んで無事サインを貰ったというエピソードを『Reigning TV』の最近のインタビューの中で振り返っています。
「オズフェストでの面白い話があるよ。俺は10代の頃に集めたレコードを全部まだ持ってて、プリーストのレコードも山ほどある。“メンバーにサインしてもらおう”と思っていたんだけど、でもツアーの間ずっと、“いや、そういうのは嫌だろうな。仲良くしてもらってるのに、超熱狂的なファンになって、彼らとの友情を壊したくない”って思ってた。
だから結局、ツアー中はサインをもらわなかった。俺のベッドのすぐ上の物置スペースに置いたままだった。で、妻が“いつお願いするの?”と言うから、俺は“いや、なんか気まずいんだよ”って言ったんだよ。そしたら最終公演で俺らがステージにいる時、妻がロブ・ハルフォードのところへ行って、“ロブ、ケリーが恥ずかしがっててサインをお願いできないの”って言ったんだよ。そしたら彼は“なんでさっさと俺に言わねえんだよ?”って。くそ、言うべきだったのは分かってたのに、どうしても言えなかったんだ。
彼は俺が持ってたもの全部にサインしてくれた。中には彼が見たこともないやつもあってさ、輸入物は仕様が違ったりするからね。俺がこっちで買ったものは彼が見てないかもしれないし、その逆もある。でも全部サインしてもらえた。超最高だったよ。やっぱり自分で頼むべきだったな」