ホワイトスネイク(Whitesnake) や
ディープ・パープル(Deep Purple) などで知られるヴォーカリストの
デイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale/74歳) は音楽活動からの引退を表明。ファンに向けたビデオメッセージで発表しました。
以下、声明より
「レディース・アンド・ジェントルメン、ボーイズ・アンド・ガールズ、そして“スネイク”のみなさんに特別なお知らせです。
50年以上にわたって、みなさんと、ディープ・パープル、ホワイトスネイク、ジミー・ペイジと共に素晴らしい旅をしてきましたが、ここ数年で、そろそろロックンロールの厚底シューズとスキニージーンズを脱ぐ時が来たと強く感じています。見ての通り、ライオンのウィッグはもう終わりにしました。
そろそろ幕を引く時が来たのです。みなさんを心から愛しています。この驚くべき旅を支え、助けてくれたすべての人々、ミュージシャン、クルー、ファン、家族に感謝します。本当に素晴らしい時間でしたが、そろそろ引退生活を楽しむ時が来たのです。どうかご理解いただければ幸いです。改めて、心から愛しています。さようなら」
近年、カヴァデールは健康面で幾つかの問題を抱えており、2022年6月にフランスのヘルフェストでホワイトスネイクとして公演を行ったのを最後にライヴ活動は行っていませんでした。
ホワイトスネイクのフェアウェル・ツアー中止以降、カヴァデールは複数のアルバム再パッケージ化を監修。『Restless Heart』『Greatest Hits』『Good To Be Bad』『The Purple Album』『Forevermore』に加え、ライヴ・コレクション『Access All Areas: Live』、そしてホワイトスネイク名義で再リリースされたソロ・アルバム『Into The Light』などがリリースされました。
近年、
ジミー・ペイジ(Jimmy Page) とのプロジェクト、
カヴァデール・ペイジ(Coverdale/Page) が1993年にリリースしたスタジオ・アルバム『Coverdale-Page』の再発プロジェクトについて発言していましたが、このプロジェクトが今後どうなるのかは明らかにされていません。
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