374人のバグパイプ奏者がオーストラリアでAC/DCの名曲を演奏し世界記録を樹立

374人のバグパイプ奏者がオーストラリアのメルボルンに集結し、バグパイプを駆使したAC/DCのアンセム「It's a Long Way to the Top (If You Wanna Rock 'n' Roll)」を演奏。“世界最大のバグパイプアンサンブル”として世界記録を更新しています。

「ザ・グレート・メルボルン・バグパイプ・バッシュ」と題されたこのイベントは11月12日に、メルボルンのフェデレーション・スクエアで開催されました。この場所は、AC/DCが1976年にこの曲のミュージックビデオを撮影したロケ地のスワンストン通りのすぐ近くにあります。このMVは走行するトラックの荷台にバンドとラッツ・オブ・トブルク・パイプ・バンドのメンバーが乗り、この曲を演奏している姿が映されています。

今回のイベントに参加したバグパイプ奏者の中には、49年前にMVでAC/DCと共演したラッツ・オブ・トブルク・パイプ・バンドのメンバー3人のうち、レス・ケンフィールドとケヴィン・コンロンもいました。

ケンフィールドはオーストラリア放送協会（ABC）のインタビューに応じ、「当時はこの出来事がどれほど重大か気づかなかったが、今になってようやく実感できた。今やこれは最高の出来事の一つで、おそらく私の人生で最高の経験だろう」と話しています。ケンフィールドはまた、このイベントによる宣伝効果でバグパイプへの関心が再び高まり、バグパイプ・コミュニティに活気が戻ることへの期待も話しています。

今回更新された“世界最大のバグパイプアンサンブル”は以前は、2012年にブルガリアのソフィアで演奏した333名のバグパイプ奏者が保持していました。

この投稿をInstagramで見る

Blunt Mag(@bluntmagazine)がシェアした投稿

以下はオリジナルのミュージックビデオ