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リトル・フィート 最後のツアー発表&新曲「Feathers and a Smile」公開

2025/11/13 08:46掲載(Last Update:2025/11/13 10:48)
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Little Feat, photo by Fletcher Moore
Little Feat, photo by Fletcher Moore
リトル・フィート(Little Feat)は最後のツアー『ラスト・フェアウェル・ツアー』を発表。バンドはプレスリリースの中で、このツアーは「これは決して、絶対に二度と演奏しないという宣言ではありません。この縮小には達成までに数年かかる見込みで、その間もフィートは可能な限り演奏とレコーディングを続けます。これはツアー活動からの引退です」と説明しています。ツアーは2026年4月からスタートします。

またツアー発表に合わせ、リトル・フィートは新曲「Feathers and a Smile」を公開しています。これは1970年に故ローウェル・ジョージが書いた楽曲で、1971年のデビューアルバムに収録された「Crazy Captain Gunboat Willie」組曲の一部となる予定だった未発表パートを基に再構築されたものです。ヴォーカルにはジョージの娘でザ・バード・アンド・ザ・ビー(The Bird and the Bee)のメンバー、イナラ・ジョージ(Inara George)が参加しています。

メンバーのビル・ペインは米ローリングストーン誌の新しいインタビューの中でこう話しています。

「今や誰もが引退している。でも正直に言うと、最初は抵抗したよ。俺は3月で77歳になるし、フレッド・タケットは80歳、ケニー(グラッドニー)は来年76歳になる。でも、なぜ急いで別れを告げなきゃいけないんだ?ってね。

(世界ツアーを完遂するには数年かかるので)今すぐ終わりにするわけじゃない。よく考えてみたら、ある会場で演奏したら、それをリストから外せばいいだけで、毎晩バスに飛び乗ってあちこち行く必要はなくなる。それはおそらく悪いことじゃない。それに、もし可能ならレジデンシー公演もできるし、他の人と一緒に音楽を演奏したり、特別なイベントをしたりすることもできるしね」