
Mariah Carey - CREDIT: Ron Galella, Ltd./Ron Galella Collection via Getty Images
伝説的プロデューサー、
アーサー・ベイカー(Arthur Baker)のアーカイブから発掘されたという、
マライア・キャリー(Mariah Carey)の初期デモテープがオークションに出品されます。キャリーがデビューアルバムをリリースする2年前の1988年頃に録音されたという。
ニューヨークの音楽アーカイブ誌『Wax Poetics』は、キャリーの貴重なデモテープがオークションに出品されると発表。
同誌によると、収録された7曲のデモは、キャリーがキャリア初期にバックヴォーカルを務めたブレンダ・K・スターと共に作詞・作曲・プロデュースしたものです。キャリーはクリスマスパーティーで偶然出会ったベイカーにこのテープを手渡したという。
ベイカーは声明でこう回想しています。
「テープを再生したら最初の3曲が全てヒット性の楽曲で、“なんてこった、マドンナとホイットニーの融合だ”と思った。彼女はマドンナのように曲を作り、ホイットニーのように歌う。これだ、金脈を見つけた」
オークションには、テープのほか、ベイカーのコレクションと『Wax Poetics』アーカイブ・チームによる真正性を証明する証明書なども付属されます。
デモテープの入札は12月2日から開始され、12月11日に終了します。


Mariah Carey demo tape; courtesy of Wax Poetics
■オークション・ページ
https://waxpoetics.com/products/mariah-carey-demo-tape-1988