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リッチー・フォークナーはジュダス・プリースト加入前 バンドからの打診メールを全て削除 ロブ・ハルフォードが当時を回想

2025/11/12 19:13掲載
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Judas Priest
Judas Priest
ジュダス・プリースト(Judas Priest)ロブ・ハルフォード(Rob Halford)は、K・K・ダウニングの後任ギタリストを探していたバンドが、リッチー・フォークナー(Richie Faulkner)を見つけてオファーするまでを、先日開催された「Rock 'N' Roll Fantasy Camp」でのQ&Aセッションの中で振り返っています。

「本当に大変だった。どうすればいいか全くわからなかったからね。

(フォークナーは)ネットで見つけたんだ。

(後任探しは)非常に慎重かつ控えめに進めなければならなかった。『ヘヴィメタルバンド、新ギタリスト募集』なんて書けないだろ? どうやって彼を見つけたのかは忘れたけど、グレン(ティプトン)と俺が彼を見た瞬間、“こいつだ”と思ったんだよ」

プリーストが控えめにメンバー募集を行ったことが、逆に裏目に出そうになったという。ハルフォードによると、バンドはフォークナーのメールアドレスを入手し、何度も連絡したものの、フォークナーはそのメールが本物だと思わなかったという。

「リッチーにはメールを送ったんだけど、彼は冗談だと思って削除し続けていたんだ。正直、6通送ったよ。で、削除、削除、削除。で、ある時、ある人が“お前、ジューダス・プリーストからのメールを削除し続けてるだろ?”って言ったら、(フォークナーは)“ああ、スパムだよ、スパム”って言ったんだ。(それでその人が彼に)“いや、違う。本当に連絡を取りたがってるんだよ”って教えたんだ」

その後、プリーストはフォークナーと連絡が取れ、会うことになりました。ハルフォードはこう続けています。

「俺たちはすでに演奏していて、リッチーがロンドンに来て、ちょっとだけ雑談したんだ。初めて誰かに会う時のあれさ。少し時間を置けばフィーリングが合うかどうか分かる。10分くらい話して、俺は“とりあえずジャムろう”って言ったんだよ。

それでグレンのスタジオに彼用にセットアップして、“好きに弾いてくれ、リラックスしてな”と言った。彼が部屋に入って弾き始めると、俺たちは顔を見合わせて“こいつだ”と思ったんだ」