日本を含む15カ国4万人を対象としたライブ・ネイションの新しい調査によると、コンサート(ライヴ音楽)はスポーツや映画を上回り、世界で最も人気のあるエンターテイメントだという。さらにはセックスよりもコンサートを好むという。
この調査では「生涯を通じて1種類のエンターテイメントしか選べないとしたら」と尋ねました。その結果、約10人に4人(39%)がライヴ音楽を選び、映画(17%)やプロスポーツ(14%)を上回って1位にランクインしました。
また調査では「お気に入りのアーティストのコンサートを見に行くことと、セックスのどちらを選ぶか」と尋ねたところ、70%の人がコンサートを選択し、セックスを選んだのは30%でした。
ライブ・ネイションによると、回答者の年齢層は18歳から54歳まで。
調査によると、85%の人にとって音楽は自分を定義するものであり、84%の人にとってライヴ音楽の体験が「いちばん生きている実感」をもたらしてくれるという。
また、約6割の人が毎年コンサートのために遠征しており、2024年だけでコンサートを観るために人々が移動した距離は合計400億マイル(約640億km)に達したという。
さらに、71%の人が母国語以外のアーティストの楽曲を聴いており、84%の人がライヴ音楽は国境を越えて人々を結びつけると回答。80%近くの人がコンサートが家族の絆をさらに強めると答えています。
エンターテイメントの大半が画面越しに提供されている昨今、しかし、この調査では、93%の人が「バーチャルではなくリアルな体験を求めて」コンサートに参加していると回答し、80%の人が「モノよりも体験にお金を使いたい」と回答しています。
調査はまた、ライヴ音楽の盛り上がりを牽引している大きな要因の一つが女性アーティストであることも指摘しています。76%の人が女性がヘッドライナーを務めるライヴイベントに関心を持っていると回答しています。
調査によると、94%の人がコンサートについてSNSに投稿を行い、Z世代の86%は自分で撮影したコンサートの動画を再視聴し、68%はコンサートに参加できない場合にn動画を再生しているという。