HOME > ニュース >

エディ・ヴァン・ヘイレンの息子ウルフギャング 5150スタジオを守ることが自身の生涯の責務だと語る

2025/11/11 13:25掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Wolfgang Van Halen & Eddie Van Halen
Wolfgang Van Halen & Eddie Van Halen
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)によって建てられ、多くのヴァン・ヘイレン(Van Halen)作品をレコーディングした、ロサンゼルスの5150スタジオ。現在はエディの息子ウルフギャング(Wolfgang Van Halen)が所有しており、ウルフギャングはMAMMOTH(旧名:MAMMOTH WVH)名義のアルバムをここでレコーディングしています。ウルフギャングは、英Classic Rockの新しいインタビューの中で、5150スタジオを守ることが自身の生涯の責務だと語っています。

「今は子供の頃の家に住んでいるので、スタジオはすぐそこにある。5150はとても大切にしたいと思っている。これから一生、見守り、守り続けるべきものなんだよ」

ウルフギャングは父を身近に感じさせる痕跡も身体に刻んでいるという。右腕に赤と青で書かれた「play play」の文字はクリスマスカードから転写したもので、人生の教訓として刻んでいると説明しています。

「父はふざけて、2本のマーカーで書いて立体的な効果を出そうとしたんだ。僕はこれを人生の教訓みたいにしていて、ギターを弾いているときはいつでもそれを見ることができるようにしている。そうやって、ずっとその教えに従っていけるようにしているんだ」

ウルフギャングはまた、メタリカの2024年ワールドツアーのサポートに向かう道中、メキシコシティ行きの飛行機の中でパニック発作を起こした経験も語っています。

「人生で初めて、凍えるほど寒いのに、なぜか全身が汗でびっしょりになったんだ。本当に参ったよ。永遠に続くかと思ったけど、たぶん10分くらいのことだった。今思えば笑えるけど、当時はトラウマ級だった。

たぶん自分が(自分に対しての)一番厳しい批評家なんだと思う。14歳のころから注目を浴びながら育ってきたから、それが大きく関係しているのかもしれない。セラピーにも通ったし、薬も飲んでるし、いろいろやってきた。結局は、それを乗り越えて自分自身に心地よさを感じること――つまり、他人の承認を必要としないことなんだ」