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スティーヴィー・サラス、デイヴィッド・リー・ロスとサミー・ヘイガーからソロバンドへの参加を依頼されたが断った理由を語る

2025/11/10 20:04掲載
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Stevie Salas
Stevie Salas
ギタリストのスティーヴィー・サラス(Stevie Salas)はかつて、大ファンであるヴァン・ヘイレン(Van Halen)のヴォーカリスト2人、デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)サミー・ヘイガー(Sammy Hagar)からそれぞれのソロ・バンドへの参加を依頼されたものの、断ったという。その理由を米Guitar Worldの新しいインタビューの中で語っています。

サラスによると、サミー・ヘイガーの誘いには一旦応じました、しばらく一緒に演奏はしたものの、それ以上発展しなかったという。時代は90年代半ば、サラスのソロキャリアは順調で、『Back from the Living』はヨーロッパでヒット中であり、彼はまだレコード会社との契約下にありました。

「俺はモントローズ(Montrose)の大ファンだったんだ。ヘイガーが電話をくれた時、彼は俺をサンフランシスコまで飛行機で呼び寄せ、ポルシェで自ら迎えに来てくれてさ、彼の家に泊まったよ。一緒に曲作りを始めたんだけど、俺はモントローズみたいなアルバムをやりたかったのに、彼はイーグルスみたいなアルバムにしたがっていた。俺はイーグルスが嫌いなんだ(笑)。失礼なことを言うつもりはないけど、イーグルスは好きじゃなかった。だから(ヘイガーとの仕事は)うまくいかなかったんだ」

デイヴィッド・リー・ロスは、スティーヴ・ヴァイが彼のバンドを離れたため、ギタリストを探していた時、以前から知り合いだったサラスに電話をかけました。

「俺はヴァン・ヘイレンの大ファンだったんだけど、ロスから電話があった時、掃除機をかけてて、誰かがふざけて電話してきたんだと思ったんだよ。でも本人だった。急いで掃除機を止めて、“うわ、マジかよ…”って感じだったよ(笑)」

デイヴからオファーがありましたが、サラスはデイヴが何を求めているのか確信が持てなかったという。

「彼とは1時間くらい話したけど、正直どうかしてると思った。彼はブルース・アルバムを作りたいって言っていた。B.B.キングみたいなのをね。俺は“俺は今、何をやってるんだろう?”って思ったよ。俺にはレコーディング契約があったし、“ちょっとな…”って感じで、デイヴの方向性が気に入らなかったんだ。『Skyscraper』も好きじゃなかったし、自分がやりたいことだとは思えなかったんだよ」