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ヘンリー・ロリンズ、イアン・マッケイと新しいコラボ曲を制作しているという報道を否定、ミックスしたのは彼らの楽曲ではないと説明

2025/11/09 20:15掲載
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Ian MacKaye and Henry Rollins, photo by Paul Morigi/WireImage
Ian MacKaye and Henry Rollins, photo by Paul Morigi/WireImage
ブラック・フラッグ(Black Flag)ロリンズ・バンド(Rollins Band)でフロントマンを務めたヘンリー・ロリンズ(Henry Rollins)は、マイナー・スレット(Minor Threat)フガジ(Fugazi)で有名なイアン・マッケイ(Ian MacKaye)と新しいコラボレーション曲を制作しているという報道を否定。ロリンズは先日、自身のウェブサイトに「イアン・マッケイと一緒にインナー・イヤー・スタジオに行き、4曲のセッションをミックスした」と書いていましたが(詳しくはこちら)、このミックスした楽曲は彼らの楽曲ではないと、自身のウェブサイトで説明しています。

「何よりもまず、はっきりさせておきたいことがある。

先週、俺はワシントンD.C.に行って、バージニア州アーリントンにあるインナー・イヤー・スタジオでイアン・マッケイと一緒に何曲かミックスしたと伝えた。だが、俺たちがミックスしたトラックは、ミックス作業そのものを除けば共同作業ではない。俺はそのテープに参加していない。イアンもそのテープに参加していない。俺たちのどちらもテープには参加していない。俺たちが作業していたのは、1979年に録音された伝説的パンクバンドのデモテープで、最近、俺の手に渡ったものだ。

このテープはナッシュビルのインフラソニック・サウンドで有能なピート・ライマンにベーキングと転送を依頼し、彼からイアンにトラックを送ってもらい、彼はそれをインナー・イアに持ち込みで読み込んでもらった。ミックス作業は驚くほど迅速に進んだ。1インチテープに8トラックしか収録されておらず、音質が最初から非常に良好だったため、ほとんど手を加える必要がなかった。演奏は素晴らしい。俺とイアンはその後も何日も繰り返しミックスを聴き、なにか修正が必要な点がないか連絡を取り合ったが、二人ともこれに関して問題点は見つからなかった。

俺はバンドのメンバーに連絡し、この楽曲をリリースしてよいか確認した。許可を得られたので、リリースに向けて準備を始めた。最終的なミックスをピートに送ると、彼はマスタリングを行い、とても素晴らしい仕上がりになった。俺はIn The Red Recordsのラリー・ハーディと協力して作業を進め、このデモをできるだけ早く、4曲入りの12インチ盤としてリリースするつもりだ。知っているかもしれないが、ここ数年、俺とラリーは7インチ盤や12インチ盤で、すごくクールでしばしば極めてレアなトラックを出してきた。実際、今もプレス工場に素晴らしい作品を送っている。戻ってきたら全部話すよ。めちゃくちゃクールだよ」