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グロリア・エステファン トランプ政権下のアメリカでは「万が一に備えて常にパスポートを携帯している」と明かす

2025/11/04 17:35掲載
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Gloria Estefan
Gloria Estefan
グロリア・エステファン(Gloria Estefan)は、半世紀以上前に米国市民権を得たにもかかわらず、キューバ系アメリカ人である彼女はトランプ政権下のアメリカでは「万が一に備えて常にパスポートを携帯している」と英タイムズの新しいインタビューの中で明かしています。

「万が一に備えてパスポートを携帯しているわよ。何が起きるか分からないから。私はキューバ生まれだから、今起きていることに警戒している。だって、あっちでも物事がこうやって進んでいったから。米連邦最高裁は、スペイン語を話している、あるいは肌の色が濃いという理由だけで、呼び止められ尋問される可能性があると判断したのよ」

移民国籍法によると、米国移民税関執行局(ICE)の捜査官は、対象者が不法に国内にいると信じるに足る「合理的な疑い」を持たなければなりません。しかし9月、米連邦最高裁は、「合理的な疑い」なしに捜査官が個人を呼び止めることを禁じた、連邦地裁の命令を解除し、人種や言語、職業のみを根拠に容疑者を呼び止めることを認めました。

エステファンはこう付け加えています。

「大変よ。家族と外出する時、スペイン語を話すのはごく自然なこと。突然それを恐れなきゃいけないなんて、変な話よね」