
Dave Mustaine and James Hetfield - Tim Mosenfelder/WireImage
メガデス(Megadeth)の
デイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)は、疎遠になっている
メタリカ(Metallica)の
ジェイムズ・ヘットフィールド(James Hetfield)との再会を望んでいると語っています。
ムステインは、米ローリングストーン誌の新しいインタビューの中で、メガデスがファイナル・アルバム『Megadeth』のためにメタリカの「Ride The Lightning」を録音したことを、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドと
ラーズ・ウルリッヒ(Lars Ulrich)に事前に知らせていなかったと明かしています。
「考えや勇気が足りなかったわけではない。そういうことじゃないんだ。
ジェイムズと最後に話したのはビジネス上の話で、それ以来、彼とは話していない。だからこの曲をリリースする前に彼の承認を得られればと思っていた。しかし結果的にこうなった以上、この取り組みを喜ぶ人が非常に多かったため、我々は実行に移した。もちろん機会があれば喜んで彼と話すが、今は彼の連絡先を知らない。
傷が癒えるには時間がかかることも理解しているし、今でもあのような関係があるのかどうかはわからない。一緒に過ごして新曲を聴いたり、ふざけ合ったりしたい気持ちはある。でも、もう年を取りすぎたのかもしれない。わからないな」
再び対話するきっかけになればと願いつつも、ムステインはこの曲が古い友情を修復するためのものではないと明言しています。
「この曲の目的は、関係を修復しようとか、そういうことではなかった。敬意を表したかった相手に対して敬意を示すためだった……彼は俺が彼を尊敬しているとは思っていないだろうが、その点をはっきりさせたかったんだ。バンドに敬意を表したかった。そして、ちょうど今、ギターを置く準備をしているこのタイミングで、言い残すことが何もないようにしておきたかったんだ。」
またマステインは、メガデスが「Ride The Lightning」をライヴで演奏する予定はないとも話しています。