「今回の新アルバムで俺たちは“Ride The Lightning”を録音した。その理由は、言うまでもなく、あの曲の作曲に俺が大いに関わっていたから。ジェイムズと一緒にこの曲に取り組んでいたとき、ジェイムズがギターを弾き始めた瞬間に、彼がどれだけ優れたギタリストであるかが俺にははっきり分かった。だから、メタリカと一緒に書いた曲を演奏し、友情を称えることで、この輪を閉じるのは本当にクールだと思ったんだ。たとえ長年にわたる感情的な問題で友情が損なわれ、壊れてしまったとしてもね。でも一つだけ、俺がずっと持ち続けているものがある。ジェイムズのギタープレイ、そしてラーズのソングライティングに対する並々ならぬ敬意だ。だから、それをやってアルバムに収録できたのは最高だった。テンポをほんのちょっとだけ上げて、ソロは少しアレンジした。テーム(マントゥサーリ/メガデスのギタリスト)と俺で、お互いにやり取りしながらね。だから、テンポにちょっとした違いが聴こえるかもしれないし、もちろん俺の歌い方はジェイムズとも違う。でも繰り返しになるが、狙いは輪を閉じて円を完成させることであり、そして俺とジェイムズがギタリストとして世界を変えるために何をしたかを示すことなんだ」
以下は、収録されることを発表した際のムステインの声明より
「生涯をかけたキャリアが一巡するにあたり、ジェイムズ、ラーズ、クリフと共作した“Ride The Lightning”を収録するという決断は、自分のキャリアが始まった場所への敬意を表すためのものである」
またムステインは英Metal Hammer誌の新しいインタビューの中で、「Ride The Lightning」をスピードアップしたヴァージョンを、かつてのバンド仲間に敬意を表して録音したと語っています。
「Ride The Lightning」は、メタリカの同名セカンドアルバムに収録されている楽曲で、ムステインはリリースされる前に既にメタリカから脱退していたものの、「Ride The Lightning」と「The Call of Ktulu」には共作者としてクレジットされています。
以下は以前に公開された映像
「Tipping Point」ミュージックビデオ
■『Megadeth』
01. Tipping Point 02. I Don’t Care 03. Hey, God?! 04. Let There Be Shred 05. Puppet Parade 06. Another Bad Day 07. Made To Kill 08. Obey the Call 09. I Am War 10. The Last Note 11. Ride the Lightning (Bonus Track — Metallica cover)