
Stevie Nicks and Lindsey Buckingham - Dia Dipasupil, Getty Images
フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の
スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)と
リンジー・バッキンガム(Lindsey Buckingham)が和解。一時は修復不可能なほど関係が悪化したと言われていましたが、冷え切った関係はようやく改善しつつあるようです。2人は一緒にポッドキャスト『Song Exploder』に出演し、1973年の共作曲「Frozen Love」について語り合っており、再び話し合える関係に戻ったことを明かしています。
フリートウッド・マックについては英タブロイド紙The Sunが先日に、『Rumours(邦題:噂)』 の発売50周年を記念して再結成を計画していると報じていました(詳しくは
こちら)。再結成が実現するには、2人の和解が絶対条件なだけに、実現の可能性が高まったのかもしれません。
フリートウッド・マックは2018年にバッキンガムを解雇し、次のツアーにはマイク・キャンベルとニール・フィンを後任として起用しました。2021年にバッキンガムとフリートウッドは和解しましたが、2018年頃までに修復不可能なほど悪化したニックスとバッキンガムの関係はその後も続き、ニックスは「私は彼とはもう一緒に仕事をするつもりはない」と話していたこともありました。最近になって、関係改善が進んでいるようで、ニックスはバッキンガムの誕生日(10月3日)をSNSで祝福して「@lindseybuckingham、最高の誕生日になりますように!大好きよ!スティーヴィーより」と書いていました。
2人のポッドキャスト出演は、2人がフリートウッド・マック加入前に一緒に制作したアルバム『Buckingham Nicks』(1973年)が新たにリマスター再発されたことにあわせてのものです。
ニックスは「昨夜、リンジーとこのことについて話し始めたの。このこと全てが、まるで昨日のことのように感じられる」と回想し、2人の波乱に満ちた関係について「私たちの関係は浮き沈みの繰り返しで、大変だったけれど、同時に素晴らしいものでもあった。私たちがやったことは本当に素晴らしかったから、困難な関係に伴う試練や苦難に耐える価値があったのよ」とも振り返っています。