
John Taylor (Picture: Theo Wargo/Getty Images for The Rock and Roll Hall of Fame)
デュラン・デュラン(Duran Duran)の伝記映画はなぜ実現しないのか?
ジョン・テイラー(John Taylor)は英メトロ紙の新しいインタビューの中で、バンドが伝記映画のいくつかの脚本を目にしたことを認めつつも、現時点では計画はないと断言。ジョンはその理由を説明しています。
「長年にわたってたくさん話し合ってきたよ。現時点では計画はない。
問題はね、『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』だと、1人の人間、1人のクリエイティブな天才に焦点が当たっていて、すべてがその人物を中心に回っていたことなんだと思う。僕らの場合は、80年代にブレイクした頃までさかのぼると、5人の男がいるんだ。
だから、それはほとんど『オーシャンズ11』のようなものになり、5人の相互作用が重要になる。そこがちょっと複雑なんじゃないかなと思うよ。
さらに、物語の軸となる“死”という要素がない。
(英メトロ紙が“ありがたいことに”と返すと)
本当にありがたいよ!(笑) (デュラン・デュランの伝記映画が)自分でも見たいと思う映画になるかどうか分からない。僕は、主人公が生き残るためにあらゆる試練を乗り越えるような物語に惹かれるからね。
デュラン・デュランの本質は、ある意味友情だと思う。僕たちは、音楽を作る“友情グループ”みたいなものなんだよ。
それに正直言って、自分を演じられそうだと思った俳優を一度も見たことがないんだ」
ジョン・テイラーは同じインタビューの中で、ほかの有名人と「しょっちゅう」間違えられるそうで、今年間違われることが多かったのは…。こう話しています。
「今年だけでロニー・ウッドに2回間違えられた。どういうことなんだろうね。僕にはまったくわからないよ。まあ、僕たち二人ともとてもハンサムだけど……」