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イランでホワイト・ストライプス楽曲を路上演奏する映像が拡散中　現地ジャーナリスト「ほんの数年前までは想像すらできなかった光景だ」

2025/10/28 11:10掲載（Last Update：2025/10/28 12:40）
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“Seven Nation Army” performed in the streets of Tehran.
“Seven Nation Army” performed in the streets of Tehran.
イランの首都テヘランでホワイト・ストライプス（The White Stripes）「Seven Nation Army」を路上演奏する映像が拡散中。ジャック・ホワイト（Jack White）も共有しています。

ジャーナリストのAfshin IsmaeliがInstagramに投稿した動画で、若い男女が歩道に集まり、演奏に合わせて、自由に踊り、歓声を上げている様子が確認できます。女性の大半はヒジャブ（スカーフ）を着用していません。

Afshin Ismaeliは動画に以下のコメントを添えています。

「ほんの数年前までは想像すらできなかった光景だ。

最近テヘランで話題になったこの動画では、ロックバンドが男女が集まる公共の場で演奏し、自由に踊り、歓声を上げている。

マフサ・アミニ抗議運動以降、政権は厳格なヒジャブ規則を完全に再徹底したり、このような公共の場での振る舞いを抑え込んだりすることに苦戦している。特にイスラエルの攻撃以降、政府はここ数カ月でより慎重な姿勢を見せている。国内情勢に既に不満を抱えるイラン国民の間に、厳しい弾圧がさらなる不安や不満を煽ることを恐れているためだ」

マフサ・アミニ抗議運動は、クルド人女性のマフサ・アミニが法律で義務付けられているヒジャブの着用方法に起因する風紀警察による暴行・死亡事件をきっかけにイランで始まった抗議運動です。

ジャック・ホワイトとホワイト・ストライプスの公式Instagramアカウントで再投稿された動画のコメント欄には、ArshiAというイラン人ミュージシャンが自身のパフォーマンスだと主張しています。