
Back to the Future | Marty McFly Plays "Johnny B. Goode" and "Earth Angel" © 1985 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主人公マーティが「ジョニー・B.グッド」を演奏する有名なシーン。マーティ役の
マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)はギターを弾いていますが、ヴォーカルは
マーク・キャンベル(Mike Campbell)が代役を務めています。なぜマイケルは歌わなかったのか? また「ジョニー・B.グッド」の作者
チャック・ベリー(Chuck Berry)から連絡が来たことはあったのか? マイケル自身がParadeの新しいインタビューの中で語っています。また、マイケルは「ジョニー・B.グッド」演奏シーンの有名なセリフを今でも口にするとも語っています。
■なぜ「ジョニー・B.グッド」を歌わなかったのか?
「音楽は、僕が現場に入る前に事前収録されていたんだ。曲を流して“これできる?”って聞かれたから“うん、弾けるよ”って答えたよ。
でも、僕は歌は全然ダメなんだ!下手なんだよ! 彼の声が僕の声質と音域に合っていたのが、とても気に入っている。僕には到底できない音程や音楽的なニュアンスを、彼は完璧に表現してくれたからね」
■チャック・ベリーから連絡はあったのか?
「チャック・ベリーから連絡をもらったことは一度もない」
マイケルは、ジョン・メイヤーや、コールドプレイのクリス・マーティンなどが、あのシーンがきっかけでギターを弾き始めたと本人から聞いたことがあると誇らしげに語り、こう続けています。
「音楽における喜びの表現、それが全てなんだ。音楽が大好きだし、あのシーンも大好きだよ」
■マイケル・J・フォックスが今でも口にするセリフはどれ?
マーティが「ジョニー・B.グッド」を弾き終え、1955年以降に流行するロックの演奏スタイルを披露した結果、困惑したバンドメンバーや観客に向かって「みんなにはまだ早すぎたみたいだね」と言い、間を置いて「でも君たちの子どもたちはきっと気に入るよ」と言うシーンがあります。この最後のセリフはマイケルの心に残っているという。
「“君たちの子どもたちはきっと気に入るよ”って、よく言うんだ」