HOME > ニュース >

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の「ジョニー・B.グッド」演奏シーン なぜマイケル・J・フォックスは歌わなかったのか?本人語る

2025/10/27 12:57掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Back to the Future | Marty McFly Plays
Back to the Future | Marty McFly Plays "Johnny B. Goode" and "Earth Angel" © 1985 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主人公マーティが「ジョニー・B.グッド」を演奏する有名なシーン。マーティ役のマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)はギターを弾いていますが、ヴォーカルはマーク・キャンベル(Mike Campbell)が代役を務めています。なぜマイケルは歌わなかったのか? また「ジョニー・B.グッド」の作者チャック・ベリー(Chuck Berry)から連絡が来たことはあったのか? マイケル自身がParadeの新しいインタビューの中で語っています。また、マイケルは「ジョニー・B.グッド」演奏シーンの有名なセリフを今でも口にするとも語っています。

■なぜ「ジョニー・B.グッド」を歌わなかったのか?

「音楽は、僕が現場に入る前に事前収録されていたんだ。曲を流して“これできる?”って聞かれたから“うん、弾けるよ”って答えたよ。

でも、僕は歌は全然ダメなんだ!下手なんだよ! 彼の声が僕の声質と音域に合っていたのが、とても気に入っている。僕には到底できない音程や音楽的なニュアンスを、彼は完璧に表現してくれたからね」

■チャック・ベリーから連絡はあったのか?

「チャック・ベリーから連絡をもらったことは一度もない」

マイケルは、ジョン・メイヤーや、コールドプレイのクリス・マーティンなどが、あのシーンがきっかけでギターを弾き始めたと本人から聞いたことがあると誇らしげに語り、こう続けています。

「音楽における喜びの表現、それが全てなんだ。音楽が大好きだし、あのシーンも大好きだよ」

■マイケル・J・フォックスが今でも口にするセリフはどれ?

マーティが「ジョニー・B.グッド」を弾き終え、1955年以降に流行するロックの演奏スタイルを披露した結果、困惑したバンドメンバーや観客に向かって「みんなにはまだ早すぎたみたいだね」と言い、間を置いて「でも君たちの子どもたちはきっと気に入るよ」と言うシーンがあります。この最後のセリフはマイケルの心に残っているという。

「“君たちの子どもたちはきっと気に入るよ”って、よく言うんだ」