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ガス・G、オジー・バンド加入時 公式発表前にオジーが話してしまい質問攻めに 発表まで他言無用だったのでその全てを否定したことを回想

2025/10/24 19:08掲載
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Gus G.
Gus G.
ギリシャ出身のギタリスト、ガス・G(Gus G.)は2009年にオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のソロバンドに加入しました。彼のオーディションは順調に進み、ガス・Gはその場で数か月後のオジーとのコンサート出演を打診されましたが、その時点ではまだ、オジーが本気かどうか確信が持てなかったという。そんななか、オジーがあるインタビューでガス・G加入を示唆する発言をしたため、彼は翌日から質問攻めに遭い、公式発表が出るまでは誰にも言ってはいけない約束だったため、その全てを否定しなければならなかったと、Ten Thousand Milesの最近のインタビューで振り返っています。

「(オーディションの際)俺はあと1日だけ連中と過ごして、それから家に帰ることにした。帰り際、彼らから“まだ誰にも言うなよ。俺たちの方でいくつか整理しなくちゃいけないことがあるから。また連絡する。イベントをやる予定だ”と言われた。確か6月頃だったと思う。“8月にイベントをやる、8月に控えているイベントだ。連絡するから、それまでは誰にも言うな”って感じだった。

俺は“わかった、わかった”って感じでさ。で、ギリシャの自宅に戻って、こう思ったんだよ。“本当なのか? 本当に俺がやることになったのか?”。待っている間に状況が変わる可能性はあったからね。

で、たしか8月の初めくらいだと思うけど、オジーがどこかでインタビューを受けた。フェスか何かに出てて、記者に“ギリシャ出身の新しいギタリストと仕事してる。ミュージカルの『グリース(Grease)』じゃなくて、国の方のギリシャ(Greece)だ”と言ったんだよ(笑)。

もちろん彼がそう言ったとき、俺は何も知らされていなかった。翌朝、電話が鳴りやまなかった。みんなから電話がかかってきた。雑誌の人たちとかね。メールも山ほど来た。“絶対に君だ、絶対。ギリシャ出身のギタリストって誰? あの国で有名なギタリストと言えば君しかいない”みたいな感じで。

俺は“みんな何の話してるのか分からないよ。何も言えないんだ”って答えるしかなかったんだ」

それまで