スパイナル・タップ最終公演のコンサート映画が2026年公開　エリック・クラプトンらがゲスト参加

映画『スパイナル・タップ（原題：This Is Spinal Tap）』の続編『Spinal Tap II: The End Continues』にあわせて撮影された、劇中のヘヴィメタルバンド、スパイナル・タップ（Spinal Tap）の最終公演を収めたコンサート映画『Spinal Tap At Stonehenge: The Final Finale』が2026年に海外の映画館とIMAXで公開されます。スペシャルゲストとしてエリック・クラプトン（Eric Clapton）、シャナイア・トゥエイン（Shania Twain）、ジョシュ・グローバン（Josh Groban）が参加しています。

このコンサート映画は2025年8月にイギリス南部ソールズベリーにある巨石建造物ストーンヘンジで撮影されました。この映像は続編『Spinal Tap II: The End Continues』には使用されませんでした。

スパイナル・タップとストーンヘンジと言えば、楽曲「Stonehenge」はスパイナル・タップの伝説において欠かせない曲の一つで、映画『スパイナル・タップ』の中で、バンドがステージセットのために高さ18フィートのストーンヘンジを注文したにもかかわらず、届いたのはわずか18インチだったというシーンがあります。この曲は続編にも登場し、今度はエルトン・ジョンの協力と、はるかに巨大な小道具と共に披露されています。

ブリーカー・ストリートのケント・サンダーソンCEOは声明で、こう述べています。

「これが最後だと聞いている。今回は本気だ。表向きはこれで終わりだが、このおそらく最後のお別れの舞台が、歴史的なストーンヘンジで撮影されるのは実にふさわしい。この神秘的な遺跡は、何千年も前にスパイナル・タップの最終章の舞台として建てられたに違いないと今や我々は知っているのだから」

ヴァーティゴ・ライブのCEOイアン・ブレンチリーはこう付け加えています。

「スパイナル・タップをストーンヘンジに連れていくのは必然だった――ロックの神話と映画的スケールの究極の出会いです。世界で最も伝説的な名所のひとつでの、象徴的なバンドの演奏をIMAXで収め、そしてもちろん、音量は“11”まで上げています。これこそ、私たちが目指してきたことです。音楽をステージの枠を超え、日常を超え、生きた映画へと昇華させます。これまでにない体験であり、ロック史上最も不朽の伝説にふさわしい完璧なフィナーレとなります」

ティーザー映像あり