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『ポストメタル・ガイドブック: 思索を促す轟音と静寂』発売

2025/10/20 20:02掲載
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ポストメタル・ガイドブック: 思索を促す轟音と静寂
ポストメタル・ガイドブック: 思索を促す轟音と静寂
『ポストメタル・ガイドブック: 思索を促す轟音と静寂』がパブリブから11月10日発売予定。

インフォメーションによると「ポストメタルの様式は、スラッジ特有の重厚感に、ポストロックやシューゲイザー的繊細さを加えたアトモスフェリックな音像を主武器として、確立されていきました」。

代表的なのは以下のバンドです。

●Neurosis あらゆる暗黒音楽の父たる、涅槃に達したポストメタルの始祖
●Isis 美しさと轟音が薙ぎ倒すアトモスフェリック・ヘヴィネス
●Pelican 「ポスト・エモ・ストーナー・デスゲイズ」を自認する叙情派の雄
●Amenra ハードコアから世界最重量級メタルへ転身
●Gojira 五輪のパフォーマンスで度肝を抜いたエクストリームの帝王
●Jesu 重たくメランコリックな美しさを放射する天上のシューゲイザー
●Cult of Luna スラッジ基盤にアトモスフェリックな轟音美を確立する
●Russian Circles ギター・ベース・ドラムによる三位一体の轟音アンサンブル
●Intronaut ジャジーな静寂と圧の強い轟音をスムーズに行き交うアンサンブル
●Godflesh 破壊的なビートを操るインダストリアルメタルの金字塔

本全体では243バンド、563音源掲載。

また、Russian Circles, Pelican, Cult of Luna, The Ocean, Amenra, Year of No Light, Kayo Dot, Kowloon Walled City, Dvne, Morne等のインタビューも掲載されています。

さらにGRUMBLE MONSTER特別寄稿「ポストメタルを通して未知と出会う」等のコラムもあります。
■『ポストメタル・ガイドブック: 思索を促す轟音と静寂』
近藤知孝 (著)

<著者について>
大阪府内在住。怪談好き。音源感想ブログ『むじかほ新館。 ~音楽彼是雑記~』を運営。パブリブから声をかけていただき、2022年『ポストブラックメタル・ガイドブック』を刊行。ブログをはじめた理由は備忘録を残したかったのと、自分の感じたものをジャンル関係なくアウトプットしたかったから。自発的に音楽を聴き出したきっかけは黒夢。海外の音楽ではじめて買ったCDはRicky Martin。「世界で一番激しい音楽」で検索して出てきたEmperorでメタルに入る。Vampillia のメンバーが運営していたCD ショップで、薦められるがままにポストロックやエレクトロニカを聴き漁った結果、色々拗らせる。今はS.A.Music に通う日々。最近は怪談イベントによく出没中。共著に『メロディック・ブラックメタル・ガイドブック』がある。