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リンプ・ビズキットの創設メンバー ベーシストのサム・リヴァース死去

2025/10/19 14:40掲載
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Limp Bizkit’s Sam Rivers. phioto by Rodrigo Fredes
Limp Bizkit’s Sam Rivers. phioto by Rodrigo Fredes
リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)の創設メンバーであるベーシストのサム・リヴァース(Sam Rivers)が死去。バンドがSNSで発表。死因は明らかにされていません。48歳でした。

以下、バンドの声明より

「愛しき兄弟、サム・リヴァースを追悼して

本日、俺たちは兄弟を失った。
バンドメイトを。
俺たちの鼓動を。

サム・リヴァースは単なるベーシストじゃなかった。純粋な魔法そのものだった。
すべての曲の下で鳴る鼓動であり、混沌の中の静けさであり、音に宿る魂だった。

初めて一緒に音を鳴らしたあの日から、サムは決して代えのきかない光とリズムをもたらしてくれた。彼の才能は自然体で、存在は忘れがたく、心は計り知れぬほど大きかった。

俺たちは数えきれない時間を共有した。狂おしい瞬間も、静かな瞬間も、美しい瞬間も。サムがそこにいてくれたから、どの瞬間もより深い意味を持った。

彼は一生に一度出会えるかどうかの存在だった。
まさに真の伝説の中の伝説だ。

彼の魂は、あらゆるグルーヴに、あらゆるステージに、あらゆる記憶に、永遠に生き続ける。

大好きだよ、サム。

君をいつも胸に抱いて歩いていくよ。

安らかに眠れ、兄弟。

君の音楽は永遠に続く

フレッド、ウェス、ジョン&DJリーサル」

サム・リヴァースは1977年9月2日にフロリダ州ジャクソンビルで生まれる。リヴァースは1994年、ヴォーカリストのフレッド・ダーストと共にリンプ・ビズキットを結成。後にドラマーのジョン・オットー、さらにギタリストのウェス・ボーランド、DJリーサルを加えてデビュー時のラインナップとなる。

リヴァースは長年にわたり深刻な健康問題に直面していた。2011年にはアルコール依存症が原因の肝臓病と診断され、2017年に肝移植手術を受けた。

リヴァースはキャリアの中で何度かバンドを離れ、肝臓病を患っていた時期もその一つだったが、必ずバンドに復帰した。彼はバンドの6枚のスタジオアルバム全てに参加しており、ギタリストのウェス・ボーランドが当時バンドを脱退していたため、『Results May Vary』ではギターも弾いている。スタジオ・アルバム6作のうち、4作はプラチナまたはマルチプラチナ認定を受けている。