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オジー・オズボーンとマドンナの未発表デュエット音源がどこかに眠っている WAS(NOT WAS)「Shake Your Head」の幻のVerをドン・ウォズ語る

2025/10/17 12:41掲載
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(Image credit: Ozzy Osbourne: Paul Natkin/Getty Images | Madonna: Sunset Boulevard/Corbis)
(Image credit: Ozzy Osbourne: Paul Natkin/Getty Images | Madonna: Sunset Boulevard/Corbis)
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)マドンナ(Madonna)の未発表デュエット音源がどこかに眠っているようです。1992年にリリースされた、オジーと俳優のキム・ベイシンガーがヴォーカルを務めたWAS(NOT WAS)の「Shake Your Head」は、もともとオジーとマドンナのデュエット曲としてリリースする計画でした。しかし、マドンナはそのリリースにNGを出して、代わりにキム・ベイシンガーが起用されました。WAS(NOT WAS)のドン・ウォズ(Don Was)が米ローリングストーン誌の新しいインタビューの中で明かしています。

「Shake Your Head」は最初、オジー・オズボーンが一人でヴォーカルを務めたヴァージョンが1983年にリリースされました。

WAS(NOT WAS)は1983年、2ndアルバム『Born To Laugh At Tornadoes』を録音していたとき、「Shake Your Head」のヴォーカルを録るためにゲスト・ミュージシャンを呼びました。最初に呼ばれたのは、当時はまだ無名の若手セッションシンガーだったマドンナでした。ドン・ウォズは「彼女は素晴らしい仕事をしてくれた…でも、もうそれはWAS(NOT WAS)らしくなかったんだ」と振り返っています。

そこで彼らは、ブラック・サバスのライヴで初対面したオジー・オズボーンを招きました。オジーは当時、ソロアルバム『Bark At The Moon』のリリースに向けて準備を進めていました。彼らはオジーに、エレクトロなトラックの上でラップのように歌ってもらい、それを採用しました。

オリジナル・リリースから8年後、WAS(NOT WAS)は、グループのコンピレーションアルバム『Hello Dad... I'm in Jail』のために、「Shake Your Head」を再レコーディングしました。オジーはヴォーカルパートを再録音しています。

ドン・ウォズはこう振り返っています。

「8年ほど経ってから、オジーとマドンナの音源が別々に存在していることに気づいたんだ。それをリミキサーに渡したら…オジーとマドンナのデュエットに仕上げてくれたんだよ」

残念ながら、マドンナはそのリリースにNGを出して許可しなかったため、代わりに俳優のキム・ベイシンガーに声がかかりました。彼女はプリンスの1989年のシングル「Scandalous!」に参加し、その翌年には(いまだ未発表の)ソロ・アルバムも録音していました。

この再レコーディング・ヴァージョンは米国ではチャートインしませんでしたが、英国ではトップ5入りを果たしました。