
Steve Morse, John Petrucci
ディープ・パープルやディキシー・ドレッグスなどで知られるギタリストの
スティーヴ・モーズ(Steve Morse)は本番前のウォームアップの重要性について熟知しています。その彼が「これほど高いレベルでライヴの準備している人を僕は見たことがない」と語るのは、ドリーム・シアターの
ジョン・ペトルーシ(John Petrucci)。ポッドキャスト『The No Cover Charge』の新しいインタビューの中で、こう語っています。
「テクニカルな練習も、ストレッチも、左手と右手の筋力トレーニングも必要だよ。僕の場合は、50年弾き続けてきたことで生じた持病(関節炎)もあるしね。
ドリーム・シアターと一緒にいくつか公演をやったことがある。ジョン・ペトルーシがどんな状況でも、たとえ話しかけても、座ってウォームアップを続ける姿には本当に感心するよ。
メトロノームをセットして、どんどんテンポを上げていく。で、ステージに上がるころには何の問題もないんだ。そしてもちろん、音楽的なアイデアやあらゆる面でも、彼は常に進化し続けている。
彼がオルタネイト・ピッキングをこのレベルで維持し、音楽のためにハイブリッドな要素さえ取り入れる姿には本当に驚かされる。これほど高いレベルでライヴの準備している人を、僕は見たことがないよ」