
Steve Howe / Signals Crossed
イエス(Yes)の
スティーヴ・ハウ(Steve Howe)は
ボブ・ディラン(Bob Dylan)のファンで、1999年にはお気に入りのディランの曲を取り上げたアルバム『Portraits of Bob Dylan』をリリースしました。新たに、これまで未発表だった、ディランの楽曲を新たに解釈した3曲を収録したEP『Signals Crossed』のリリースを発表。限定10インチ・ホワイト・ヴァイナルで海外で12月5日発売。片面のみ収録で裏面はミラー仕上げ。限定500枚のみ。彼自身のレーベルであるHoweSoundsからリリースされます。
EPには
「I Want You」
「One Too Many Mornings and Mama」
「You've Been On My Mind」
の計3曲を収録。
ジェフ・ダウンズ(Geoffrey Downes/Geoff Downes)、
ディラン・ハウ(Dylan Howe)、ステファニー・サウンズ、ポール・K・ジョイスが参加予定です。
スティーヴ・ハウはプレスリリースの中で、こう述べています。
「“I Want You”は『Portraits Of Bob Dylan』のレコーディングを始める前に録音したもので、それから『Portraits of Bob Dylan』に収録されている楽曲の別ヴァージョンを、違うスタイルで2曲録った。
“One Too Many Mornings”は、『Portraits of Bob Dylan』ではフィービ・スノウがアコースティック・ヴァージョンで美しく歌ってくれたが、それとはキーが違う。このヴァージョンはエレクトリックなアレンジで、ボブの『Hard Rain』ヴァージョンから少し影響を受けている。
『Portraits Of Bob Dylan』では“Mama, You’ve Been On My Mind”は僕が歌っていて、ゆっくりと少し物悲しい感じだったけれど、ここではより軽快で楽観的な雰囲気になっている。ヴォーカル・ハーモニーと(息子)ディランのドラミングによって、2000年に自分が探求したかったムードをこの曲は保っているよ。
『Portraits Of Bob Dylan』のアイデアは、いつも夢物語のようなもので、最初はこのプロジェクトを始めるために1曲だけ録音した。で、“これはいいぞ、ボブの曲をたくさんやろう”って思ったんだよ。この企画で最も魅力的だったのは、ディランのやり方を模倣するのではなく、アレンジする機会を得られたこと。そこに少しだけ新たな要素を加えたかったんだ」