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フランク・ザッパが70年代後期に愛用した伝説の改造ギター『ベイビー・スネイクス SG』がオークションへ 落札予想価格は約7600万円

2025/10/14 21:06掲載
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Frank Zappa and Baby Snakes SG
Frank Zappa and Baby Snakes SG
フランク・ザッパ(Frank Zappa)が70年代後期に愛用した伝説の改造ギター『ベイビー・スネイクス SG(Baby Snakes SG)』が初めてオークションに出品されます。落札予想価格は50万ドル(約7600万円)。

かつて損傷していたこのギブソン・SGは、米アリゾナ州フェニックスにあるギター製作の専門学校「ロベルト・ベン・スクール・オブ・ルシアリー」の学生だった当時19歳のBart Nagelによって修復され、フランケンシュタイン的に大幅改造されました。その後、フェニックスの楽屋でザッパが500ドルで購入しました。その後ザッパは、別のギター製作家であるレックス・ボーグに電子回路の改造を依頼。これにより、ザッパの変幻自在なエレキギター演奏を可能にする多彩なボディコントロールが実現しています。

ザッパは『ベイビー・スネイクス SG』をステージやスタジオで頻繁に使用しており、1976年の『The Mike Douglas Show』出演時に演奏した「Black Napkins」や、1979年の映画『Baby Snakes』とそのサウンドトラック(1983年)でも確認できます。

状態は現在も非常に良好で、ヘリテージ・オークションズはは約50万ドルでの落札を見込んでいます。入札は30万ドルから始まります。