ブライアン・アダムス(Bryan Adams) のヒット・アルバム『Reckless』からリードシングルとしてリリースされた「Run to You」はもともと、
ブルー・オイスター・カルト(Blue Öyster Cult) のために書いた曲でした。アダムスは97.1 Rockの最近のインタビューの中で、この曲の誕生について振り返っています。
「昔、(カナダのソングライター)ジム・ヴァランスと組んでソングライターとして道を切り開こうとしていた頃の話だ。
時には“今日はあのアーティストのために曲を書こう”と決めることがあった。たとえ、その曲をどうやって本人たちに届けるのか分からなくてもね。
そうした姿勢が時に、本当に素晴らしいものを生み出すこともあった。例えば、“Run to You”は、ブルー・オイスター・カルトのために書いた曲なんだ。彼らは結局その曲を受け取らなかったか、あるいは渡っていたとしても、僕たちが曲を渡したプロデューサーのブルース・フェアバーンが彼らに聴かせなかったんだと思う」
「Run to You」の提供候補はブルー・オイスター・カルトだけでなかったそうで、
38スペシャル(38 Special) にも提供を考えていたという。
アダムスのギタリストであるキース・スコットは、「Run to You」がブルー・オイスター・カルトの曲にならなかったことに安堵しています。
「あの電話を覚えているよ、(ブライアンが)“今これを書いたんだ。ブルー・オイスター・カルトのためだったんだけど、彼らは採用しないと思う”って言ってたから、僕は“お願いだから譲らないでくれ!”って言ったんだよ」
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