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ビョーク、幼なじみのアイスランド人音楽家がガザ支援活動中にイスラエル軍に拉致されたと主張

2025/10/09 12:10掲載
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Bjork photo by Santiago Felipe courtesy of One Little Indian/The Shed
Bjork photo by Santiago Felipe courtesy of One Little Indian/The Shed
ビョーク(Björk)は、幼なじみのアイスランド人音楽家マッガ・スティーナ(Magga Stina)がガザ支援活動中にイスラエル軍に拉致されたとSNSで報告。ビョークは、スティーナは国際支援船団の一員として戦争で荒廃したガザ地区へ支援物資を届けようとしましたが、イスラエル軍に阻止され、拉致されたと主張しています。

ビョークはInstagramにこう書いています。

「幼なじみのミュージシャン、マッガ・スティーナがイスラエル軍に拉致された。彼女はグレタ・トゥーンベリに続き、ガザへの国際支援の道を開こうと船で航海していました。

アクティビズム(※社会的・政治的変化をもたらすために特定の思想に基づいて意図的な行動)は人間と同じくらい多様だと信じています。私はパレスチナでのジェノサイドを止めるために可能な限りのことをしているマッガ・スティーナやグレタを支持します。人々を飢えさせ、子どもたちへの食糧供給を妨げることは違法です」

ビョークは続けて、彼女の母国アイスランドが多くの小国の独立を「いち早く」承認してきたと述べています。

「600年にわたる植民地支配を経験した私たちは、抑圧されることがどういうことかを知っています。たとえ少数であっても、私たちの声は重要であり、抑圧に立ち向かう勇気と平和を体現する模範を示し続けることができます。

私は、アイスランド当局に対し、11年前のパレスチナ支援方針に従い、ガザでのジェノサイドが終結するまでイスラエルとのあらゆる商取引を停止し、マッガ・スティーナの無事な帰還のために尽力するよう求めます。

そして同じ精神で――私は、世界中のすべての国々が、拘束されているそれぞれの自国民を一人残らず帰国させることを求めます」

ビョークは9月下旬、自身の音楽をイスラエル国内のストリーミングサービスで再生されないよう要請するストリーミング・ボイコット「No Music For Genocide(ジェノサイドに音楽を供与するな)」に参加しました。