元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアリク・マーシャル、ホームレスの危機に直面　GoFundMeで資金調達中

1990年代初頭にレッド・ホット・チリ・ペッパーズ（Red Hot Chili Peppers）に短期間在籍したギタリストのアリク・マーシャル（Arik Marshall）は現在、ホームレスの危機に直面しているという。GoFundMeを通じて資金調達を行っています。

マーシャルは1992年にジョン・フルシアンテが脱退した後に加入し、アルバム『Blood Sugar Sex Magik』ツアーに参加しました。翌1993年に脱退し、後任にはジェス・トビアスが加入しますが、すぐに解雇され、バンドはデイヴ・ナヴァロを迎えました。マーシャルはメイシー・グレイのバンドでも演奏しました。

GoFundMeは6月28日に始まり、現在も継続中です。執筆時点で目標額2万ドル（約300万円）に対し2,164ドル（約33万円）が集まっています。

GoFundMeのページによると、マーシャルは、ホームレスになる可能性に直面しているという。GoFundMeのページにはこう書かれています。

「アリックが約14年にわたって音楽と映画の両分野で共に仕事をしてきた雇用主（かつ親友）が、LAPD（ロサンゼルス市警察）によって悲劇的に殺害されました。この喪失により、アリックは親友を失っただけでなく、主な雇用・収入源も失いました。この困難な時期は、すでに新型コロナウイルスのパンデミックの影響で多くのミュージシャンが金銭的に苦境に立たされていたところに重なり、さらにアリックは深刻な健康問題と診断され、免疫力が低下しました。これらすべてが引き金となり、深刻なうつ状態と数年にわたる引きこもりを引き起こしました。アリックは安定した仕事を見つけるのに苦労し、家主に対する借金はさらに膨らんでいきました」

現在マーシャルは「健康全般の改善に取り組んでおり、かなり良くなっている」とのことで、彼は仕事を探しており、ギターレッスンの依頼も受け付けています。

■GoFundMe　アリク・マーシャル
https://www.gofundme.com/f/help-arik-marshall-avoid-eviction