
Steve Porcaro - Synthesizer Basics Minimoog Bass Sounds
TOTOの
スティーヴ・ポーカロ(Steve Porcaro)はシンセ・マニア。彼が選ぶ「シンセサイザー 歴代TOP5」は? 英MusicRadarの新しいインタビューの中で挙げています。
1. Moog Minimoog
「今でもあのフィルターの音とアナログのざらつきは、他の追随を許さないね。発売されたばかりの頃に手に入れた。19XX年に僕がその性能を紹介している動画がYouTubeにあるらしい。俺の髪を見てくれ。まだ地毛の色なんだよ!」
2. Yamaha CS-80
「初めて聴いた時のことを覚えている。僕にとっては大事件だった。すぐに惚れ込んだ。TOTOのデビュー・アルバムで最初に録音した曲でも使ったよ。“Rosanna”でも“Africa”でも随所に使われてる。あの有名な“バン・ボン・ボン・ビ・ボン・ボン・バン”……あれがCS-80だよ。ブラスのプリセットを使うんだ。ブラス 1、2、3ってあるけど、1と2は同時に鳴らせる。それから、ブリリアンスノブを思いっきり回す。そうすれば、すぐにわかるよ」
3. Oberheim OB-8 with the DSX sequencer
「DSXはまるで別の楽器みたいに扱ってたよ…その場で即興でシーケンスを演奏してた。VSTやコンピューターが普及する前の時代、あれこそがハイテクって呼ばれてたんだ!」

(Image credit: Future)
4. Polyfusion Modular stuff
「忘れられないよ。実は最近、(オリジナルのデザイナーである)ロン・フォークマンに修復してもらったんだ。相変わらず素晴らしい音で、相変わらず唯一無二だ。価値はいくらって?はは!聞かないでくれよ!」
5. ARP 2600
「少し時間をかけて向き合う必要があるけれど、きっと後悔はしないはずだよ」

(Image credit: Future)