
アロング・ア・ロング・バケイション 大滝詠一、1981年の名盤を探る
大滝詠一『ロング・バケイション』の真実に迫る。音楽評論家・湯浅学によるレコード・コレクターズ誌の連載『アロング・ア・ロング・バケイション』(2020〜23年)が一冊の本になりました。レコード・コレクターズ増刊号『アロング・ア・ロング・バケイション 大滝詠一、1981年の名盤を探る』は10月21日発売。本書では、関係者総勢17名への徹底的なインタヴューを通して、この名盤が時代を超えて人気を博し続ける秘密を深く掘り下げます。
■レコード・コレクターズ11月増刊号
『アロング・ア・ロング・バケイション 大滝詠一、1981年の名盤を探る』
湯浅学(著)
10/21発売
定価2200円(本体2000円)/A5判240ページ/2025年11月1日発行[雑誌19638-11]
<内容>
大滝詠一不朽の名作、『ロング・バケイション』の真実に迫る!
音楽評論家・湯浅学によるレコード・コレクターズ誌の連載「アロング・ア・ロング・バケイション」(2020〜23年)が一冊の本になりました。
1981年に発売され、今なお世代を超えて愛され続ける大滝詠一の名作『ロング・バケイション』。本書では、関係者総勢17名への徹底的なインタヴューを通して、この名盤が時代を超えて人気を博し続ける秘密を深く掘り下げます。
なぜこのアルバムは日本のポップス史における金字塔となり得たのか? そして、大滝詠一が目指した音楽的なヴィジョンとは何だったのか? レコーディングや作詞といった制作過程から斬新なプロモーション戦略に至る関係者の貴重な証言の数々と、70年代に大滝詠一率いるナイアガラ・レコードで雑用係兼カメラマンを務めた著者ならではの深い洞察や回想が交錯しながら、その真実に迫ります。
増刊としてまとめるにあたり、連載には載せられなかった吉田保・松本隆の両氏へのロング・インタヴューも収録。名盤誕生の裏側に迫る、極めて重要な資料となることは間違いありません。
『ロング・バケイション』やナイアガラのファンはもちろん、80年代の日本のポップスや音楽制作に興味を持つすべての方にとって必読の一冊です!
◆登場人物(掲載順)
中山久民(編集者・音楽評論家)/朝妻一郎(フジパシフィックミュージック代表取締役会長)/鈴木茂(ギタリスト)/白川隆(ディレクター)/上原裕(ドラマー)/濱野啓介(プロモーター)/金田一昌吾(ベーシスト)/伊東俊郎(エンジニア)/吉川忠英(ギタリスト)/井上鑑(編曲家・キーボード奏者)/村松邦男(ギタリスト)/長岡道夫(ベーシスト)/伊集加代(コーラス)/徳武弘文(ギタリスト)/木村誠(パーカッション奏者)/吉田保(エンジニア)*/松本隆(作詞家)*
(*増刊のみ収録の新規インタヴュー)
<もくじ>
■ 『ロング・バケイション』クレジット
■ 本書に登場する関連作品
■ イントロダクション
■ インタヴュー
□ 中山久民(編集者・音楽評論家)
□ 朝妻一郎(フジパシフィックミュージック代表取締役会長)
□ 鈴木茂(ギタリスト)
□ 白川隆三(ディレクター)
□ 上原裕(ドラマー)
□ 濱野啓介(プロモーター)
□ 金田一昌吾(ベーシスト)
□ 伊東俊郎(エンジニア)
□ 吉川忠英(ギタリスト)
□ 井上鑑(編曲家・キーボード奏者)
□ 村松邦男(ギタリスト)
□ 長岡道夫(ベーシスト)
□ 伊集加代(コーラス)
□ 徳武弘文(ギタリスト)
□ 木村誠(パーカッション奏者)
□ 吉田保(エンジニア)
□ 松本隆(作詞家)
■ エンディング
■ あとがき