HOME > ニュース >

LA山火事がエディ・ヴァン・ヘイレンの自宅に迫った時 息子は万が一に備えてフランケンシュタイン・ギターを3週間車に積んでいた

2025/10/02 11:42掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Wolfgang Van Halen & Eddie Van Halen
Wolfgang Van Halen & Eddie Van Halen
2025年1月に米ロサンゼルスで発生した山火事は、エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)の自宅および5150スタジオのすぐそばまで迫っていたという。息子のウルフギャング(Wolfgang Van Halen)は、万が一に備えて、避難命令が出たときにすぐに持ち出せるよう、亡き父の象徴的な「フランケンシュタイン」ギターを後部座席に積んだまま、3週間を過ごしたと、Premier Guitarの新しいインタビューの中で明かしています。

「フランケンシュタインと妻さえいれば大丈夫だと思ったんだよ。それから、救う価値があると思ったものを、できる限り(レンタル会社)U-Haul(の車)に詰め込んだ。すごく難しい判断だったよ。幸いなことに、そこまでする事態にはならなかったけれど、今もそのトラウマの傷は残っているよ」

この山火事は、ウルフギャングが10月24日にリリースする、MAMMOTH(旧名:MAMMOTH WVH)名義の新スタジオ・アルバム『The End』の制作時期と重なったという。当時の緊張感は『The End』にも染み込んでいるという。「歌詞に込められた不安や終末的なエネルギーの大半はそこから来ている。自分のことに集中できなかったんだ」と話しています。